試合について


暑かった夏が過ぎ、まさにスポーツの秋到来の今日この頃です。

先月、今月と幾度の試合をして子供たちも勉強になって更に旨く、
そして強くなってきていると思います。

少し南行剣の目的と異なることを書きます。

どのスポーツでも良く出てくる「優勝」って言葉を考えたことが皆さんありますか?
四字熟語で”優勝劣敗”がありますが、この言葉って
 優れているから勝つ
 劣っているから負ける
のように表しています。

では、優れているってから勝てるのか?答えは応です。
ある大会の小学生決勝で剣道の力が優れていると思っていた子が優勝すると思いました。
しかし、結果は逆でした。何故このようなことになったのか?
それは、優勝した子が自分のペースに引き摺りこみ見事に優勝を勝ち取ったのです。
そして準優勝になった子はそこを気づかず負けてしまいました。
では、100回やって同じ結果が出るか?と考えるとそれは否と言い切ります。
まとめると決勝だけではなく、1戦1戦(稽古なら1回1回)を大事に自分の力を出し切るように
取り組めば必ず自分のペースに引きづり込めるはずです。(相手のペースで勝てるのは力量差がある場合に限ります:断言します)

皆さん頑張りましょう!

ではでは。
2012/10/31(水)
指導部 石川勝博