振り返るまでの声だし



最近寒くなってきましたが、皆さん風邪をひかず、頑張って稽古しましょう!

今回は「振り返るまでの声だし」について述べます。

最近私が、「振り返るまで声を出し続けろ!」と言っていますが、
この中には剣道が旨く/強くなるために何点か盛り込まれています。

【概要】
①残心の内の一つを身につける
②①に近いですが、気を緩めて拝んで振り返らないようにする
③打ちこんでその場で満足しない

【詳細】
①声を振り返るまで出し続けることで気勢が十分になり相手に打ちこませない/打ちこんできても対応できる、残心の一つでもあることを自然に身につける。
②大人でも良く見かけますが、振り返った後に拝む(竹刀の剣先を上に向ける)ように振り返ったところを面/小手を打ち込まれることを無くす。
③「当たった、あー良かった/当たらなかった、残念」。と打ちこんだ場で自己判定で稽古をあっさりとしたものではなく、張っている状態を維持するようにする。

上記のような意図を組み込んでいます。
特に子供たちは12月に大会もあるので、この稽古を意識して頑張りましょう。
2012/11/25(日)
指導部 石川勝博

試合について


暑かった夏が過ぎ、まさにスポーツの秋到来の今日この頃です。

先月、今月と幾度の試合をして子供たちも勉強になって更に旨く、
そして強くなってきていると思います。

少し南行剣の目的と異なることを書きます。

どのスポーツでも良く出てくる「優勝」って言葉を考えたことが皆さんありますか?
四字熟語で”優勝劣敗”がありますが、この言葉って
 優れているから勝つ
 劣っているから負ける
のように表しています。

では、優れているってから勝てるのか?答えは応です。
ある大会の小学生決勝で剣道の力が優れていると思っていた子が優勝すると思いました。
しかし、結果は逆でした。何故このようなことになったのか?
それは、優勝した子が自分のペースに引き摺りこみ見事に優勝を勝ち取ったのです。
そして準優勝になった子はそこを気づかず負けてしまいました。
では、100回やって同じ結果が出るか?と考えるとそれは否と言い切ります。
まとめると決勝だけではなく、1戦1戦(稽古なら1回1回)を大事に自分の力を出し切るように
取り組めば必ず自分のペースに引きづり込めるはずです。(相手のペースで勝てるのは力量差がある場合に限ります:断言します)

皆さん頑張りましょう!

ではでは。
2012/10/31(水)
指導部 石川勝博

2012/10/21 柏井剣志会少年剣道練成大会結果


2012/10/21(日)

柏井剣志会少年剣道練成大会結果 (市川市:柏井小学校)

団体の部

予選リーグ
○南行徳剣友会 4勝 柏井剣志会B 1勝
×南行徳剣友会 1勝 富貴島道場 2勝

2位で予選リーグ突破

決勝トーナメント
1回戦
×南行徳剣友会 2勝 鎌ヶ谷剣道連盟 3勝

惜しくも1回戦敗退