振り返るまでの声だし



最近寒くなってきましたが、皆さん風邪をひかず、頑張って稽古しましょう!

今回は「振り返るまでの声だし」について述べます。

最近私が、「振り返るまで声を出し続けろ!」と言っていますが、
この中には剣道が旨く/強くなるために何点か盛り込まれています。

【概要】
①残心の内の一つを身につける
②①に近いですが、気を緩めて拝んで振り返らないようにする
③打ちこんでその場で満足しない

【詳細】
①声を振り返るまで出し続けることで気勢が十分になり相手に打ちこませない/打ちこんできても対応できる、残心の一つでもあることを自然に身につける。
②大人でも良く見かけますが、振り返った後に拝む(竹刀の剣先を上に向ける)ように振り返ったところを面/小手を打ち込まれることを無くす。
③「当たった、あー良かった/当たらなかった、残念」。と打ちこんだ場で自己判定で稽古をあっさりとしたものではなく、張っている状態を維持するようにする。

上記のような意図を組み込んでいます。
特に子供たちは12月に大会もあるので、この稽古を意識して頑張りましょう。
2012/11/25(日)
指導部 石川勝博